男との付き合い方が分からない(水谷緑

 

オープンダイアローグのマンガ版を描いた水谷緑さんの自伝的マンガ。

コミュ障だったこと、男ってものがともかくよくわからなかったこと、がリアルに伝わってくる。

こういうリアルな赤裸々に告白したものは読んだことがない。

例えば、愛についての本で、結婚後にこそ本当の愛が試される、みたいなことを書いてある本はよくある。

しかし結婚後何が問題になるのかリアリティーのある内容の本が無かったのである。

いきなり離婚直前まで行った話とかならよくあるのだがそんな極端ケースに至るまでになんらかのやり取りがあるはずだから参考にならない。日常のなんらかのやり取りやすれ違いこそ具体的に知りたいのだ。

 

その意味では、夜の生活についても描かれいてるので(さすがにデフォルメしてあったが)興味深かった。こういうことは女同士でもあまり話さないんじゃないだろうか。

 
 

ちなみにAmazonレビュー

これは私一個人の考えですが、男性がこれからの時代で幸せになるには、物事に対して理屈ではなく、自分の感情がどう動いたかを常に観察し、それを言葉にする努力を継続することが必要だと思います。また、結婚願望があるのであれば、その感情の表現に対して拒否反応を示さず話を聞こうという姿勢を持っている女性、「男性は黙って義務をまっとうすべき」と考えない女性を見極めることが必要と感じました。
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 非常に同意。最後の3行くらいは具体的な指針になる。

ただ、見極めの条件に合わないけど魅かれる女性と一緒になってみてドロドロにまみれてみるのも一好かな、とも思った。
 
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